もしかして何か病気なのかしら?
生臭いというか、魚臭いというか・・・
詳しく教えて下さい!
じゃあ今日は、おりものが生臭い・魚臭い場合の原因や対策について教えていくわね。
おりものの臭いが生臭い・魚臭い!原因は・・・?
おりものというのは、ある程度ニオイがするものです。
しかし、「生臭い・魚臭い」と感じている場合は要注意です。
もしかしたら、何らかの「性病」や「膣炎」といった可能性があります。
ニオイ以外に、おりものの形状、痛み、かゆみなども併発している場合がありますので、以下項目をチェックしてみて下さい。
病名※ | おりもの形状・色 | かゆみ |
1、細菌性膣炎 | 灰色・黄色 水っぽい |
外陰部に強いかゆみ 刺激感がある |
2、トリコモナス膣炎 | 黄色・黄緑色 泡立っている場合も |
外陰部に強いかゆみ |
3、淋菌 | 黄色い膿のようなもの | 刺激感・灼熱感 下腹部痛・排尿痛・発熱 |
4、子宮頸ガン | 赤褐色・茶褐色・ピンク色 | 性行為痛・下腹部痛・不正出血 |
※クリックすると各病名に飛びます。
1、細菌性膣炎
生臭いニオイに加えて、おりもの色が灰色・黄色で水っぽい場合は「細菌性腟炎」の可能性があります。
他の自覚症状があまりない場合も多く、まれに外陰部のかゆみや、刺激感などがあります。
細菌性腟炎の原因
細菌性腟炎の原因は「膣の自浄作用の低下」です。
膣内には「デーテルライン桿菌(かんきん)」といった善玉菌が存在し、雑菌や細菌の侵入を防いでくれているものです。
デーテルライン桿菌(かんきん)が正常に働くことで、膣は病気や感染症といった、アソコのトラブルから守ってくれています。
しかし、そんな膣にとって大切な「デーテルライン桿菌(かんきん)」は、日常のちょっとしたことで減少しやすいのです。
- ストレス
- 生活習慣の乱れ
- 抗生物質の乱用
- 洗いすぎ
もし、何らかの原因で「デーテルライン桿菌」が減少し、膣の自浄作用が低下してしまうことで、雑菌が繁殖しやすくなります。
その結果、生臭いニオイや、おりものの量が多くなったりするのです。
細菌性腟炎の治療・対策
まずは、必ずお医者さんで診てもらうようにして下さい。
治療法としては「膣の洗浄」と「抗生物質」にて膣内の菌を除去します。
しかし、膣洗浄や抗生物質によって「デーテルライン桿菌(かんきん)」も減少してしまう恐れがあるため、再発のリスクが高くなります。
再発をしないように、お医者さんに適切な処置をしてもらった後、自宅でも対策することで、再発のリスクを抑えることもできます。
自宅でできる対策方法としては、以下の3つです。
1、乳酸菌を摂取する
膣の作用に大切な働きをしてくれる「デーテルライン桿菌(かんきん)」は、乳酸菌の一種です。
そのため、食事から摂取し体内に乳酸菌を増やすことで「デーテルライン桿菌(かんきん)」の働きをサポートすることに繋がります。
乳酸菌と聞くと、ヨーグルを思い浮かべる方も多いかと思いますが、「納豆」「みそ汁」「鰹節」といった和食にも乳酸菌が含まれています。
こういった発酵食品を積極的に摂り、和食を中心とした食事に変えてみましょう。
とはいっても、食事から摂取するのは時間がかかりますし、正直めんどくさい・・・という方も多いはず。
そんな方には「乳酸菌」のサプリで、効率よく摂取するのもありでしょう。
しかし、乳酸菌のサプリといっても色々ありますので、どれを選べばいいか悩みますよね。
そんな方におすすめなのは、デリケートゾーンの悩みに着目したUrex乳酸菌配合のサプリメント【フフレディ乳酸菌】です。
1日1粒飲むだけで、内側からケアができるので、面倒くさがりな方や、忙しい方でも気軽に取り入れられます。
2、膣内環境を良くするジェルを使う
口から乳酸菌を摂るのもいいですが、膣の自浄作用をサポートする専用ジェルを使ってケアする方法もあります。
膣内ケア用品としておすすめなのが【インクリア】です。
におい・おりもの対策!デリケートゾーンをジェルでケアinclear【インクリア】
【インクリア】は、デーテルライン桿菌(かんきん)に近い成分で作られたジェルを、直接的に膣に入れることで、膣の自浄作用をサポートするケア用品です。
産婦人科医と共同開発されており、きちんとした膣の自浄作用のメカニズムに沿って作られています。
口に入れても大丈夫なほど、安全な成分で作られていますので、安心して使うことができます。
3、デリケートゾーン専用ソープを使い正しく洗う
「デーテルライン桿菌(かんきん)」が減少し、膣の自浄作用が低下していると、雑菌が繁殖しやすい環境となっています。
しかし、だからといって洗浄力の強いボディーソープや石鹸でごしごし洗うことはNGです。
皮膚を傷つけ益々雑菌を悪化させ臭いをきつくする可能性が高くなります。
また、洗浄力が強いと、ただでさえ減少している「デーテルライン桿菌(かんきん)」を、益々減少させてしまいます。
そのため、できるだけ雑菌や汚れを落としてくれつつも、必要な菌は残してくれる、デリケートゾーン専用のソープを使って洗うようにしましょう。
※今ウェブから申し込むと、毎月1,000名様にお得なお泊りセットが付いてきます。
また、間違った洗い方は、デリケートゾーンのニオイを悪化させます。
正しい洗い方を身につけるようにしましょう。
洗い方については以下記事にて解説しています。

2、トリコモナス膣炎
ニオイに加え、おりものが黄色・黄緑色や、泡立っている場合は「トリコモナス膣炎」の可能性があります。
また、外陰部に強いかゆみを感じる人もいれば、感染者の3割が自覚症状がない場合もあります。
トリコモナス膣炎の原因
トリコモナス原虫という微生物に感染することで、発症する性病です。
主な感染経路は「セックス」によるものですが、お風呂場やタオルなどによって間接的に感染する場合もあります。
トリコモナス膣炎の治療・対策
微生物によって感染しているものなので、放っておいても完治はしません。
病院にて薬物療法にて、治療していきます。
しかし、服用を止めると再発する可能性があります。
症状が治まってもしばらくは服用を続ける必要があります。
3、淋菌
おりものが黄色か緑白色のうみを含んだ色になり、生臭いニオイがする場合は「淋病」の可能性があります。
また、オーラルセックスなどによって、のどに感染し、性器以外にも広がる場合があります。
淋病の原因
淋病は「セックス」によって感染する性病です。
また、妊婦さんが感染している場合、産道を通じて赤ちゃんにも感染する恐れがあります。
淋病の治療・対策
セックスによって感染するため、感染していることが疑わしい場合は、セックスをするのを控えましょう。
そして、できればパートナーと一緒に病院に行き、治療を受けるようにしてください。
治療方法としては、抗生物質を処方されるため、数日~約二週間ほど服用し、薬物療法にて治療していきます。
しかし、最近では抗生物質に耐性を持つ菌も存在します。
お医者さんから完治したと診断されるまでは治療を続け、その間はパートナーとのセックスは控えるようにしましょう。
4、子宮頸ガン
初期のうちは自覚症状があまりありません。
しかし、進行するとおりものが褐色や緑色となり、水っぽいおりものが見られます。
その他、不正出血があったり、性行為中に痛みや下腹部に痛みがあったりと他の症状が見られます。
子宮頸がんの原因
子宮頸がんの原因は「ヒトパピローマウイルス(HPV)」というウイルスです。
HPVはセックスでも感染しますが、ありふれたウイルスであるため、セックスの経験がある女性の80%は感染すると言われています。
多くの人がヒトパピローマウイルス(HPV)に感染するものではありますが、通常は免疫力があり排除されます。
しかし、何らかの原因によって感染が続くと、子宮頸がんを発症してしまうのです。
また喫煙習慣のある方は、発症のリスクが高くなるそうです。
子宮頸がんの治療・対策
該当する症状が見られる方は、すぐに病院に行って下さい。
子宮頸がんは、異形成前がん状態が5~10年続いた後に、がんへと進行してしまいます。
しかし、早期発見できれば、がん化する前に完治することもできます。
なるべく早く病院に行き適切な処置を受けるようにしましょう。
普段異常がなくとも、定期的に子宮頸がん検診を受けることをおすすめしますが、最近では病院に行かず自宅でできる検査キットもあります。
タンポンやコンドームが原因の場合も
おりものの量や、かゆみや色といったその他に異常はないけど、アソコから悪臭が漂う・・・
可能性として「タンポン」や「コンドーム」が、膣の中に残ったままになっている可能性もあります。
思い当たる方は、確認してみて下さい。
自分で取れない場合は、早めに婦人科に行くようにしましょう。
感染症かどうか判断がつきにくい場合は・・・
本来であれば、病院に行き適切な検査を受け診断してもらうことがベストです。
しかし、
- 行くほどではないような気もするけど気になる
- 今すぐは行けないけど、感染症かどうか知りたい
- どうしても病院に行くのは抵抗がある
という方は、自宅でできる検査キットを利用して、事前にチェックしてみるのもよいでしょう。
しかし、何らかの感染症であることが判明した場合、自然治癒は難しいです。
放置していると、深刻な病気に繋がります。
なるべく早くお医者さんで診てもらうようにしましょう。
まとめ
ニオイ以外の症状があると思うから、一緒に照らし合わせてチェックしてみて。
該当するものがわからない場合は、検査キットを使うのもありだけど、やっぱりなるべく早く、病院で診てもらうようにしましょうね。
おりものは、ある程度ニオイがするものです。
しかし、明らかに生臭い・魚臭いといった嫌なニオイがする場合は、膣炎や何らかの感染症である可能性があります。
パートナーに感染るものもありますので、なるべく早くお医者さんで診てもらい、適切な治療を受けるようにしましょう。
「犬のションベン臭がする」と、
デリケートゾーンのニオイを指摘された私が、
強烈なニオイをすっきり改善し「アソコ美人」になるまでの
リアルなストーリーを公開中↓
コメントを残す