デリケートゾーンもちゃんと保湿した方がいいわよ。
保湿対策として、デリケートゾーンに使っても大丈夫よね?
あと肌が白くなれるってみんな使っているし、黒くなった部分もきれいになりそうじゃない!?
うーん、大丈夫かなぁ・・・一応ケイコ先生に聞いてみましょうよ。
ただし、デリケートゾーンへの使用はあまりおすすめできない理由があるの。
全身に使えるって聞くし、使っても大丈夫そうなのに・・・
Contents
全身に使える万能アイテムとして人気のニベア
全身の乾燥対策としておなじみの「ニベア」
ドラックストアなどでも、ワンコイン以内で気軽に買えるため、使ったことがある方も多いのではないでしょうか。
ここ近年は、海外セレブが愛用する2万円程の高級クリーム「ドゥ・ラ・メール」と成分が似ていると話題になり、人気が沸騰!
美肌になれると、女性誌やテレビなどでも、ニベアを使ったスキンケア方法が取り上げられるようになりましたね。
化粧水後の保湿クリームの代わりに使用したり、スペシャルパックとして使うという方も・・・
でもデリケートゾーンに使うのにはおすすめできない理由があるの。
ニベアがデリケートゾーンの保湿にNGな2つの理由
ニベアの特徴としては、油性成分が多いこと。
油分をお肌の表面に膜をはることで、保湿をするというシンプルなクリームです。
しかし、保湿されたお肌というのは「水分」と「油分」のバランスが大事。
油分が多いとその分デメリットもあるのです。
- 乾燥やニキビなどお肌のトラブルを招く
- 水で落ちにくく、洗浄力のあるもので落とす必要がある
1、乾燥やニキビなどお肌のトラブルを招く
先ほどもお伝えしたように、ニベアは油分でお肌をコーティングすることで、乾燥を防いでくれるシンプルなクリームです。
しかし、お肌というのは油分だけでなく、「水分」と「油分」のバランスが大事。
ニベアには、お肌に水分を与える成分がほとんど入っていません。
そのため、水分量が少なくなっているお肌に使用すると、油っぽくなるだけです。
油分が多くなると、毛穴がつまり、ニキビができやすくなりますし、外側だけは潤っているのに、内側は水分がないインナードライを引き起こす可能性があります。
お肌を保湿しようとして、逆に乾燥させてしまう恐れがあるのです。
2、水で落ちにくく、洗浄力のあるもので落とす必要がある
ニベアは油分が多いため、水やお湯で落とそうと思っても「油」と「水」で分離して、落ちにくいもの。
そのため、ある程度洗浄力のある石鹸や、ボディーソープで落とす必要があります。
しかし、洗浄力の強いものでデリケートゾーンを洗うことは、本来必要な常在菌を洗い流す恐れがあります。
必要な常在菌を落とすと、雑菌が繁殖しやすくなり、ニオイやかゆみといった違うトラブルを引き起こす原因につながります。
また、ゴシゴシ落とそうとすると肌が摩擦され、黒ずみの原因にも・・・
こういったことも考えると、やはりデリケートゾーンにニベアを使うのは、控えた方が良いと言えます。
ニベアには黒ずみにも効果なし?
本当なんでしょうか?
でも、ニベアには美白成分は入っていないから、肌が白くなることはないわ。
美白になれると評判のニベアですが、そもそも肌を美白にする成分は配合されていません。
そのため、デリケートゾーンの黒ずみ解消にも効果は期待できないのです。
※クリックすると別記事に飛びます。
かゆみ止めとしても使うのはやめましょう
ニベアはお肌に油分をコーティングすることで、水分の蒸発を防いでくれるものです。
ガサガサに荒れた肌に、ニベアの油分がのることで、一時的に落ち着かさせてくれる効果はあるかもしれません。
しかし、乾燥というのは、水分と油分のバランスが取れていなければ、改善はされません。
そのため乾燥からくるかゆみにニベアを塗っても、根本的な解決にはならず、それどころか乾燥をひどくさせる恐れがあります。
また、かゆみが長引いたり、デリケートゾーンが腫れていたり、痛みがあったりする場合は要注意です。
もしかしたら「外陰炎(がいいんえん)」かもしれません。
外陰炎の原因の一つとして感染症の可能性もありますので、放置すると危険な場合もあります。
詳しくはこちら↓の記事で解説しています。

ニベアを販売している花王株式会社にも確認してみた
念の為、ニベアを製造販売している「花王株式会社」にも聞いてみました。
しかし、デリケートゾーンへの使用はされない方が良いかと思います。
繊細な部分ですので、専用のものを使われるようにして下さい。
ありがとうございました!
(とても丁寧に答えて頂きました。)
ずばりデリケートゾーンの使用に対する花王株式会社の回答は「控えた方が良い」とのことでした。
ニベアのご担当者の方からも「デリケートゾーンへの使用は控えたほうがいい」「専用のものを使うようにして下さい」
とのことでしたので、やはりニベアをアソコに使うのはやめましょう。
デリケートゾーンの保湿はもはや必須!乾燥対策に何を使えばいい?
あなたはデリケートゾーンの保湿を普段からやっていますか?
「何もしていない・・・」
と答える女性はまだまだ多いものです。
しかし、デリケートゾーンというのは、まぶたよりも皮膚が薄いため、その分保湿力も弱い場所です。
保湿が弱いということは乾燥しやすく、なおかつナプキンやショーツなど、あらゆる刺激を受け続けていますよね。
乾燥はただ単に肌がガサガサになったり、かゆくなったりするだけではなく、あらゆるアソコのトラブルに繋がるのです
- デリケートゾーンの臭いがきつくなる
- 腟炎になる可能性がある
- デリケートゾーンが黒ずむ
たかが「乾燥」されど「乾燥」
デリケートゾーンの乾燥を、甘く見てはいけません。
だからこそ、デリケートゾーンも顔と同じように、日頃から保湿をすることが大切です。
しかし、デリケートな場所だからこそ、使う物はなんでもいいわけではありません。
トラブルが起こりやすい場所だからこそ、慎重に厳選して選ぶ必要があります。
→デリケートゾーンの保湿におすすめの市販品3つ!黒ずみやムズムズを撃退!

まとめ
全身に使えると言えど、ニベアをデリケートゾーンに使うのは控えた方が良いです。
ニベアを製造している花王株式会社からも、控えたほうがいいとの回答でした。
また、美白になれるという噂があることから、デリケートゾーンの黒ずみ解消にもなるという噂がありますが、そもそもニベアに美白成分は入っていませんので、効果は期待できません。
しかし、デリケートゾーンを保湿することは、とても大切なことであり、乾燥はひとつもいいことはありません。
日頃からデリケートゾーン専用のものを使い、しっかり保湿してケアするようにしましょう。
→デリケートゾーンの保湿におすすめの市販品3つ!黒ずみやムズムズを撃退!

「犬のションベン臭がする」と、
デリケートゾーンのニオイを指摘された私が、
強烈なニオイをすっきり改善し「アソコ美人」になるまでの
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デリケートゾーンが生理の後から痒いんですけど何塗ればいいですか?
ゆゆゆ様
当サイトをご覧頂きありがとうございます。
デリケートゾーンのかゆみにも色々と原因がありますが、生理の後からかゆい場合、まず考えられる理由としては、ナプキンによるかぶれやムレからくるものだと思います。
その場合、かゆみ対策として薬局などでも手に入りやすい市販薬が、フェミニーナ軟膏やデリケアなどです。
→フェミニーナ軟膏
→デリケア
まずはこちらを塗って様子をみてみるというのでもいいかと思います。(使用の際には必ず、添付されている説明書きをお読み下さい)
もし、外陰部(膣周り)だけのかゆみだけでなく、膣内もかゆい、かゆみ以外にもおりものがいつもと違うといった症状がある場合、病気の可能性もありますので、その場合は早めにお医者さんに診てもらった方がいいかもしれません。
また生理中は、経血が出るため、普段よりも雑菌が繁殖しやすい環境となっています。
洗い過ぎもよくありませんが、生理中は経血+ムレによって、特に不潔になりやすいので、丁寧に洗ってあげることも大切です。
しかし、生理中はお肌も敏感になっていますし、デリケートゾーンというのは、まぶたと同じように皮膚が薄く、外部からの刺激を受けやすい場所なので、出来ればデリケートゾーン専用のソープを使って、優しく洗ってあげるといいかもしれません。
専用ソープでおすすめなのは、デリケートゾーンの肌バランスに合わせて作られた「コラージュフルフル」です。
→気になる体のニオイやムレにコラージュフルフル泡石鹸
少しお値段がするので、お肌が敏感になっている生理中だけ使ってみるというのでもいいかもしれませんね。
専用ソープで優しく洗いキレイにしたら、保湿をするようにしましょう。
保湿には、ソンバーユ、ワセリン(純度が高いもの)など、身近なものでもケアできるものがありますので、検討してみて下さい。
参考記事:デリケートゾーンの臭いにソンバーユは効果ある?馬油の保湿効果がニオイ対策に!?
参考記事:デリケートゾーンの保湿にワセリンを使っても大丈夫?かゆみや黒ずみへの効果はある?