なんだか元気がなさそうだけど・・・
そしたら、腫れてきちゃって・・・そのせいか痛みもあるし・・・
ムレてかゆくなると、腫れちゃったりするよね。
うーん。そんな時はケイコ先生に聞いてみましょうよ!
どうしたらいいのでしょうか?
じゃあ今日は、デリケートゾーンのかゆみや、腫れて痛い時の原因と対処方法を教えていくわね。
Contents
デリケートゾーンのかゆい!腫れて痛い時は外陰炎かも?
デリケートゾーンのかゆみ・腫れに加えて痛みがある・・・・
もしかしたら「外陰炎」かもしれません。
外陰炎とは、その名の通り、外陰部に炎症が起きることです。
以下のような症状が見られる場合は、外陰炎の可能性があります。
- 赤く腫れる
- かゆみ
- 痛み(ヒリヒリするなど)
- 排尿痛
- 性交痛
また、炎症が慢性化すると、外陰部の皮膚が白く厚くなり、かゆみが長引くことがあります。
「外陰炎」になる原因は大きく3つ
外陰炎になる原因は、大きく以下3つあげられます。
原因1.皮膚への刺激
原因2.膣の自浄作用の低下
原因3.感染症
原因1.皮膚への刺激
デリケートゾーンというのは、まぶたよりも皮膚が薄く、保湿力も弱い場所です。
以下のような刺激が原因で、外陰炎を引き起こす場合があります。
- 締め付けの強い下着
- 生理用ナプキン
- おりもの、おりものシート
- 尿・便
- 洗浄力の強い石鹸やボディーソープ
また、刺激を受けることで、デリケートゾーンの皮膚に傷がつき、傷口から雑菌やばい菌が侵入したりして、炎症を起こしたり、かゆみを引き起こします。
原因2.膣の自浄作用の低下
そして、皮膚への刺激とも繋がるのですが「膣の自浄作用の低下」も大きく関係しています。
膣内には「デーテルライン桿菌(かんきん)」という、乳酸菌の一種が存在しています。
この「デーテルライン桿菌(かんきん)」が、膣内を「酸性」にしてくれることで、雑菌や細菌といった「悪玉菌」から守ってくれています。
しかし、残念ながら「デーテルライン桿菌(かんきん)」は、日常のちょっとしたことで、減少しやすいのです。
- ストレス
- 生活習慣・食生活の乱れ
- 体調不良による抵抗力の低下
- 洗いすぎ
- 洗浄力の強い石鹸やボディーソープの使用
- 抗生物質の乱用
- 喫煙
デーテルライン桿菌(かんきん)が減少すると、膣内を「酸性」に保つことができなくなります。
その結果、雑菌や細菌といった悪玉菌が繁殖。
悪玉菌が増えると、皮膚の環境も悪化するため、かゆみ・腫れ・痛みといった、外陰炎症を引き起こす可能性が高くなるのです。
また、外陰炎を発症している人は、「細菌性腟炎」という、細菌が原因で発症する症状を併発しているケースが多いと言われています。
※細菌性膣炎は特定の病原微生物ではないため、感染症(病気)扱いではありません。
原因3.感染症
外陰炎の原因として「感染症」や「細菌」によるものがあります。
- カンジタの真菌(カビ)
- 大腸菌、ブドウ球菌
- 淋病
- トリコモナス
- 毛じらみ
- ヘルペスウイルス
こういった感染症の菌が含まれたおりものが、外に排出され、外陰部に接触することで、外陰炎を発症するケースもあります。
感染症の場合、他の症状も見られる場合がありますので、合わせてチェックしてみましょう。
外陰炎になった場合の対処方法は?
原因1.皮膚への刺激の対処方法
対処方法1.温水のみorデリケートゾーン専用ソープで洗う
対処方法2.保湿をする
対処方法3.通気性を良くする
対処方法4.専用の市販薬を塗る
対処方法1.温水のみorデリケートゾーン専用ソープで洗う
まずはデリケートゾーンを清潔にしましょう。
しかし、清潔にしたいからといって、ゴシゴシ洗うのは絶対にNGです。
炎症を起こしてヒリヒリして痛い場合は、温水のみで優しく洗い、様子を見てみましょう。
しかし、温水だけだと雑菌の餌となる汚れが落ちにくいため、逆に雑菌が繁殖してしまう可能性があります。
とはいっても、ボディーソープや石鹸は「アルカリ性」のものが多く、肌が敏感になっている時に使うのは刺激が強く、益々悪化させてしまう場合も・・・
そのため、汚れは落としつつも、肌への負担が少ない、デリケートゾーンの環境に合わせて作られた専用ソープを使うのがおすすめです。
デリケートゾーン専用ソープも色々ありますよね。
どれがいいか悩む・・・という方におすすめしたいのが
デリケートゾーン専用の泡石鹸「コラージュフルフル泡石鹸」です。
デリケートゾーンの肌バランスに合わせて作られており、汚れや雑菌といった悪玉菌は落としつつも、肌に必要な善玉菌は洗い流さずケアすることができます。
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クリーミーな泡で出てくるので、デリケートゾーンにポンッと乗せ、こすらずに洗うことができます。
皮膚科学に基づいて作られているので、安心して使えるのもポイントです。
対処方法2.保湿をする
デリケートゾーンを清潔にしたら、お風呂上がりに保湿をするようにしましょう。
しかし、保湿をしたいからといって何でもいいわけではありません。
身近なものでデリケートゾーンに使用してもOKなものは「ワセリン」か「ソンバーユ」です。
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もし、炎症がひどい場合は、後ほど説明する、専用の市販薬をお風呂上がりに塗るのでもよいでしょう。
対処方法3.通気性を良くする
デリケートゾーンがムレると、雑菌が繁殖しやすく、アソコのトラブルを引き起こしやすくなります。
締め付けの強いショーツやボトムは控え、下着はシルクやコットンといった天然素材で作られているものに、変更するようにしましょう。
また、最もムレるのは生理によるナプキンです。
紙製のナプキンを使用している方は、肌への負担が少ない布ナプキンにしてみるのも検討してみて下さい。
2日目や3日目は経血が多いため、布ナプキンだと不安・・・
という方は、量が減ってくる4日目辺りから、変えてみるなどしてもよいでしょう。
対処方法4.専用の市販薬を塗る
かゆくて我慢できないという方は、市販薬を塗って様子をみるというのでもよいかもしれません。
市販薬で手に入りやすいのは「フェミニーナ軟膏」「デリケア」などです。
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しかし、市販薬は使い続けるうちに肌が慣れてしまって、効かなくなる方もいます。
3日~1週間ほど様子を見て、改善されなければ、お医者さんに診てもらうようにしましょう。
原因2.膣の自浄作用の低下への対処方法
対処方法1.乳酸菌を摂取する
対処方法2.膣の自浄作用をサポートするジェルを使う
対処方法1.乳酸菌を摂取する
先ほどお伝えしたように、膣の自浄作用には「デーテルライン桿菌(かんきん)」が大きく関係しています。
デーテルライン桿菌は乳酸菌の一種でもあるため、乳酸菌を摂取することも、低下した膣の自浄作用の働きをサポートするのに有効的です。
乳酸菌は、ヨーグルトだけでなく、納豆・漬物・みそ汁・キムチといった発酵食品にも含まれています。
普段の食事から、こういった食品を積極的に摂るようにしてみて下さい。
いい質問ね!
実は、腸内の乳酸菌と膣内の乳酸菌は一定数比例していると言われているの。
乳酸菌を食品から摂取するだけでは「膣まで乳酸菌が届かないのでは?」と疑問に思った方もいるでしょう。
しかし実は、腸内の乳酸菌と、膣内の乳酸菌の数は一定数比例していると言われています。
また、乳酸菌というのは「善玉菌」ですので、体内の善玉菌が増えることで、悪玉菌が減少することにも繋がります。
悪玉菌が減少し、善玉菌が優位な状態になると、体の免疫力もアップ。
自然と膣内環境も良くなり、自浄作用の改善にも繋がるのです。
食事から乳酸菌を摂る場合、毎日続けなければ乳酸菌が腸内に定着するのは難しいものです。
正直それは大変だし面倒・・・という方は、サプリで摂取するのでもOK。
乳酸菌のサプリといっても沢山の種類がありますが、デリケートゾーンの悩みに着目した乳酸菌配合のサプリメントもあります。
1袋31 粒入りで4,300円(定期価格・税抜き)と、高いように感じるかもしれません。
しかし、1日1粒でOKなので、1日143円程度でケアすることができます。(※31日間)
対処方法2.膣の自浄作用をサポートするジェルを使う
乳酸菌を口から摂取するのでもよいですが、もう一つ「膣内に直接入れる」という方法もあります。
乳酸成分が配合されたジェルを膣内に入れるだけで、膣内ケアができるのが【インクリア】
です。
産婦人科医師と共同開発され、膣の自浄作用のメカニズムに沿って作られていますので、安心して使うことができます。
原因3.感染症だった場合の対処方法
もし感染症の疑いがある場合は、病院に行くしかありません。
放置しても自然治癒は難しいですし、深刻な病気に繋がる可能性もありますので、なるべく早く病院に行くようにして下さい。
しかし、どうしても病院に行きたくない、行く前に知りたいという方は自宅でできる検査キットもあります。
こういったものを利用して、事前にチェックしてみるのでもよいでしょう。
しかし、もし何らかの感染症であることがわかった場合は、必ず病院に行き適切な処置を受けてくださいね。
まとめ
私は肌への刺激が原因のようだわ。
まずはデリケートゾーンを清潔にしてケアしてみたいと思います。
デリケートゾーンのかゆみ・腫れ・痛みがある場合「外陰炎」である可能性があります。
今回説明したように、外陰炎は肌への刺激で起こる場合や、膣の自浄作用の低下、感染症で起こる場合があります。
自分がどれに当てはまるか見極めて、適切な対策をするようにしましょう。
また、外陰炎はちょっとしたことでも起こりやすいものです。
普段から、デリケートゾーンを清潔に保つ・保湿をする・通気性良くするなどを心がけて、予防するようにしましょう。
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